★三笘薫・MF/ブライトン
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
12/22(木)29:00 - セルハースト・パーク クリスタル・パレス 1-1 ブライトン | スタメン 後半38分OUT | 0 | 0 |
プレミアリーグ優勝チーム予想
0%マンチェスター・C
0%アーセナル
0%ニューカッスル
0%マンチェスター・U
You can vote for more than one answer.
★三笘に見せ場なく、終了間際に負傷で交代。ベンチで悶絶する姿が映し出される
前節のアーセナル戦(0-2で敗戦)で先発フル出場した三笘は今節もスタメン出場を果たした。アーセナル戦は後半3バックに変更してボールポゼッション率を劇的に上げたブライトン。今節はスタートから3バックでスタートするも、攻撃のバリエーションが乏しく決定力を欠く展開となった。
試合開始から3バックでポゼッションするブライトンだが、三笘への展開が3バック左のイゴールからの外回りで、中盤を介さずダイレクトで展開される。その為、三笘は相手に構えられた状況での仕掛けとなる。それでも三笘は果敢に仕掛けるが、今日の三笘はボールロストが目立った。アーセナル戦後半のグロスみたいに、ハーフスペースでの味方のサポートもなく孤立していた。裏への意識も皆無で、結果相手DFは前のめり気味で対応すれば良く守りやすかったに違いない。当然、三笘がボールを受ける位置も低くなった。不利な状況でも裏への展開で三笘を走らせた方が(たとえ相手ボールになったとしても)、相手DFにとっては守りにくくなったに違いない。そんな悪い流れのなか、前半終了間際に相手プレスに慌てたGKフェルブルッヘンがミスキック。それを拾われて失点して前半が終了。後半、デ・ゼルビがどう立て直すか楽しみだったが、アディングラとバレバを下げてウェルベックとブナオノッテを投入しただけでシステムの変更はなかった。後半はブライトンがポゼッション率を高めて、何度か相手DF裏へのパスでクリスタル・パレスDF陣を慌てさせる場面もあった。しかし、三笘が決定的な仕事をすることはなかった。しかも、後半終了間際に無理な体勢で相手DFの間を抜けようとして倒れたシーンで左足首を痛めてしまった。倒れた三笘を「シュミレーション」だと言わんばかりに強引に立たせて後ろから突き飛ばす相手GKの問題行動もあり、SNS上は紛糾した。三笘が痛がっていたため、非紳士的な行動だと思うし三笘も怒って良い場面であり、立ち上がってプレーを続ける必要もなかった。試合はウェルベックのヘディング弾で何とか同点に追いついたブラインだが、エースをケガで失う後味の悪い終わり方となった。ベンチで悶絶する三笘の姿が映し出され、試合語も松葉杖で会場を後にある姿が痛々しかった。
■デ・ゼルビの試合後のコメント
「彼は負傷を抱えている。まだ彼の水準でプレーできていない」
「大きなケガでないことを願います。彼のためにも、我々のためにも、現時点で彼の怪我の程度はわかりませんが、数日間見守る必要があると思います。
■海外メディア寸評
Sussex Worldー5点
「今、この日本代表はうまくいっていない。危険な前方への飛び出しの際、タッチに失望させられた。ゴールに向かうシュートも数本。ボックス内でボールをコントロールできず、足を滑らせた。その過程で体を痛めたようで、ヤクブ・モデルと交代した」
■次節
28日(木)にホームで5位トッテナムとの一戦があるが、負傷交代した三笘の出場は難しそうだ。
三笘薫ダイジェスト動画
★遠藤航・MF/リヴァプール
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
12/23(土)ーアンフィールド リヴァプール 1-1 アーセナル | スタメン フル出場 | 0 | 0 |
■アーセナルとのプレミア天王山でフル出場
前節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続いて2戦連続のビッグマッチでのスタメン出場となった遠藤航。アーセナルの冨安が負傷離脱中のために日本人対決とはならなかったものの、遠藤は攻守に存在感を示した。
この日も定位置のアンカーにポジションをとった遠藤だが、アーセナルのハイプレスにどこまで対応できるか不安と期待が入り交じった状態でキックオフを迎えた。しかし、その不安は試合が進むにつれて無くなっていった。無理に動かず、無理にボールを受けず、自然体でボールを引き出しワンタッチパスで相手のプレッシャーをすかす。余裕があれば前を向き、左右バランス良くボールを配球してリズムをもたらした。前にスペースがあれば自らドリブルで前進する推進力も見せる。守備時には相手ボールになった瞬間にいち早く反応して、攻撃の芽を事前に摘み取っていた。マルティネッリへのファールでイエローカードを貰ったシーンは、アーノルドの縦パスをカットされて、その勢いのままマルティネッリの高速ドリブルを許せば失点のピンチになる場面をチームのためにファールをした結果だ。決して、遠藤だけのイエローカードではない。試合は開始早々にアーセナルがセットプレーからDFガブリエルのヘッドで先制するも、リヴァプールがエースのサラーのカウンターからのカットインの一撃で同点に追いついた。このリヴァプールの得点シーンだが、サラーのカットインは切れ味抜群だったが、ジンチェンコの守備の甘さも否定はできない。冨安だったらこんな簡単にはやられてないはずだ。それと、裏へのボールが有効だった。ハイプレスが持ち味のアーセナルだけに、守備時は全体的に前のめりになる。その裏のスペースをつくことでアーセナルは後ろ向きの守備をせざる得ない状況となった。試合は一進一退の展開で、中盤の激しいせめぎ合いの中心にはいつも遠藤がいた。このアンフィールドの熱狂の中、日本人プレーヤーが堂々とプレーしている姿に感動すら覚えてしまった。結局、ドロー決着となったが、3位アストン・ヴィラも最下位シェフィールド・ユナイテッドと引き分けたため順位に変更はなかった。
■遠藤スタッツ
パス成功率:42/48(88%)、タックル3回、インターセプト2回
■クロップの試合後のコメント
「たった今、2つの最高のチームによる本当に素晴らしく激しい試合を見終わった。我々にとって最高の、本当に最高の瞬間だ。勝てたかもしれないし、勝てるはずだったかもしれないね」「相手は良いスタートを切ったが、我々もカムバックに成功した。今夜のアンフィールドは最高だったね。全員が感じたはずだ。0-1での反応は素晴らしいよ。我々はスーパー激しかったし、やり過ぎなくらいだったね。ゴールも最高だ。おろらく、パスは人生最高のパスだったよ」「アーセナルは本当に素晴らしいし、フィジカル的にも強いね。どのポジションもすごいと言わざるを得ない。良いチームだよ。でも、我々もそうだから1-1だ。感謝しないとね」
■海外メディア寸評
Livepool Echoー8点
「序盤のやりとりではオーバーランされる恐れもあったが、試合をしっかりと理解して、プレッシャーとテンポをもたらし始めた。厳しいポゼッションでもボールをうまく扱った。警告も受けた」
Livepool.comー8点
「ボールを持っている時は本当に印象的で、ピッチの中央でもしっかりと試合を進めた。むしろ、休憩の後に彼は調子を上げ、状況を完璧に読んで、完璧な瞬間を掴んでいた」
■次節
26日にアウェイでバーンリー戦、年明けの1月1日にホームでのニューカッスル戦と続く。
遠藤航ダイジェスト動画
このウェブサイトは株式会社WASABIZによって運営されています。無断複製、転載を禁止します。
Comments