【プロ入り前の経歴】
5歳の頃からサッカーを始め、小学校4年の時に東京ヴェルディの下部組織に加入をした。
中学卒業時にユースに昇格できず、ウィザス高校へ進学。
高校2年の時の東日本大震災でお世話になった縁から、桐蔭横浜大学に進学し、主力として活躍をした。
【プロ入り後の経歴】
2016年より、湘南ベルマーレへ加入。
2シーズン目から主力として試合に出場し、その活躍から2020年に川崎フロンターレに完全移籍。
右サイドバックとして定着し、リーグ2連覇に貢献をし、2020年から3年連続でベストイレブンを受賞するなど、Jリーグ屈指の右サイドバックプレーヤーとして活躍している。
【代表としての経歴】
代表には、2021年3月から招集されるようになり、親善試合の韓国戦で代表デビューを果たし、初ゴールも記録した。
【ストロングポイント】
1.持ち味のスピードを活かした、緩急使ったドリブル
山根といえば、ドリブルはストロングポイントとして欠かせない箇所だろう。
細かいボールタッチと、体の使い方の上手さから、狭いスペースも快速飛ばし突破を果たすことができ、ゆっくりとボールを運びながら、ギアを入れ替えてスピードを活かし前線へ侵入されたら、止めることは困難だ。
2.視野の広さからのパス能力
山根はルックアップした状態で、周りを見渡すように落ち着いてボールを持っている。
そのため、味方選手の動きをよく見ており、ディフェンスの間を縫ったスルーパスやクロスの質は、一級品である。
豊富なスタミナから、90分通して守備や攻撃に力を費やすことができるため、試合終盤であっても疲れた様子を見せることはない。
常に前を向いて攻撃を展開できる力がディフェンダーである山根に備わっているからこそ、川崎フロンターレのリーグ屈指の攻撃ができる要因だと感じる。
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