【プロ入り前の経歴】
中学時代は、鹿島アントラーズノルテに在籍。
トップ昇格を目指していたが、惜しくも叶わなかったため、鹿島学園高校に進学。
高校卒業後、法政大学に進学し頭角を表す。
2年通算で、39試合23得点と脅威的な決定力を見せつけ、インカレ優勝に貢献した。
2019年7月に、加入が内定していた鹿島アントラーズに前倒しで入団。
【プロ入り後の経歴】
8月の横浜F・マリノス戦で早速プロ初ゴールを決めた。
2020年シーズンから、3シーズン連続2桁得点を記録し、特に2021年はリーグ4位の14ゴールとチームの攻撃陣を引っ張る活躍を見せた。
2022年7月に、ベルギー1部のサークル・ブルッヘに完全移籍。
現在、3試合連続ゴール中で、国内杯を含むと18試合8ゴール(2022/11/18現在)と海外でも持ち前の決定力を遺憾なく発揮している。
【日本代表としての経歴】
代表では、2019年コパ・アメリカで当時大学生であったが初選出された。
大学生がA代表に選出されるのは、永井謙佑・山村和也以来9年ぶりの出来事であった。
グループリーグ第1戦のチリ戦で代表デビューを果たした。
2021年東京オリンピックにも選出され、途中出場からの攻撃陣を活性化する働きでベスト4に貢献をした。
【ストロングポイント】
1.ディフェンスを嘲笑う動き出し
上田のストロングポイントといえば、オフ・ザ・ボール時の動き出しである。
味方のパス展開を見て、絶妙なタイミングでディフェンスの裏を突き、パスを受けることに長けている。
一瞬の隙をついて、裏でボールをもらうと後は上田の脅威の決定力でゴールを決めることができるので、パスを通すことさえできれば得点が計算できるのはチームとしても大きい。
2.思いっきり振り抜いた右足から放たれるミドルシュート
上田はシュートレンジが広く、ペナルティエリア外からのミドルシュートもスピード良くゴールネット四隅に飛ぶため、GKも止めることは困難で、反応するのが精一杯だ。
シュートコースが空けば、思い切り良く振り抜く姿勢は見ている人も得点の匂いを強く感じる。
まだ、代表での得点を記録していないのでワールドカップでのゴールに期待だ。
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