・経歴
小学3年の時に地元のサッカークラブでサッカーを始め、中学入学と同時に柏レイソルジュニアユースに入団。
工藤壮人、武富孝介ら黄金世代の一員として、高校入学時に柏レイソルユースに昇格。
高校3年時に、柏レイソルの2種登録選手となり、高校卒業時にプロ契約。
最初の年は、ブラジルのモジミリンECにサッカー留学したため、リーグ戦の出場はなかった。
だが、2011年から主力として出場し、チームの優勝に貢献。
個人としては、Jリーグベストイレブン、Jリーグ優秀選手、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞と大ブレイクを果たした。
2012年7月に、ブンデスリーガ(ドイツ)のハノーファー96へ移籍。
徐々に試合出場の機会を増やし、2013-14シーズンにゴール正面30mの距離から無回転ゴールを決めて、ブンデスリーガ初得点を記録。
2016年6月に、リーグ・アン(フランス)の名門マルセイユに移籍。
移籍1年目から主力として活躍し、フィールドプレーヤーの中ではチーム最長出場時間を記録した。
2018-19シーズンには、ファンが選ぶ年間クラブMVPに選ばれた。
2021年6月に、9年ぶりとなるJリーグに復帰し、浦和レッズに完全移籍を果たす。
2012年にA代表初出場。
この時期は、同じ右サイドバックのポジションに内田篤人がいたため、レギュラーではなかったものの、出場機会を分け合う形でプレーしていた。
2014年ブラジルワールドカップに選出されるも、出番がなく、2018年のロシアワールドカップでは4戦全てフル出場を果たす。
2018年のベネズエラ戦で49試合目にして代表初ゴールを決める。
2022カタールワールドカップに選出され、主力として活躍が期待される。
・ストロングポイント
1.体格と走力を生かした、1vs1の守備
サイドバックとしては長身の183cmと、同ポジションの海外選手と比較しても背丈がある方のため、ぶつかり合いには強さを誇る。
体を寄せてボールを奪い、相手のチャンスを潰すことができる。
また、サイドから相手が仕掛けたとしても置いていかれることがなく、むしろ走力対決には余裕を見せて最後スライディングでボールをカットするシーンをよく見かける。
2.高精度の高速クロス
酒井宏樹といえば、高速クロスと言っていいほど、1番のストロングポイントとして挙げる人が多いだろう。
本人曰く、「人に合わせるよりもスペースに出すようなイメージ」で、右足のインサイドでボールの側面を擦り上げ、内側に回転をかけている。
また、モーションが短いため、ディフェンスも対応が難しく、味方にクロスを供給することができている。
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