【プロ入り前の経歴】
地元高槻でサッカーをプレーし、金光大阪高校を経て、流通経済大学に進学。
3年から頭角を表し、ユニバーシアード日本代表にてボランチとしてスタメンで起用されるほど世代を代表する選手に成長していた。
2017年7月に、川崎フロンターレの内定が発表されて、特別指定選手として登録される。
12月には、インカレで優勝を果たし、大会最優秀選手に選ばれる。
【プロ入り後の経歴】
2018年に川崎フロンターレに正式加入を果たし、1年目からボランチとしてスタメンでプレーを年間通してこなし、チームの優勝に貢献。
2020年には、リーグ優勝とともに、自身初のベストイレブンに選ばれる。
2021年1月に、プリメイラ・リーガ(ポルトガル)のCDサンタ・クララに完全移籍。
後半44分から移籍後初出場で、決勝ゴールを決める鮮烈なデビューを飾り、シーズン通して主力として活躍を見せた。
2022年7月から、同リーグのスポルティングCPへの完全移籍が発表。
UEFAチャンピオンズリーグで出場を果たすなど、スタメンプレーヤーとして出場機会を増やしている。
【日本代表としての経歴】
代表では、プロ1年目の2018年に初選出。9月のコスタリカ戦で初出場を果たした。
2022年ワールドカップアジア2次予選のモンゴル戦で代表初ゴールを決め、最終予選では6試合でスタメン出場を果たし日本のワールドカップ出場に大きく貢献した。
【ストロングポイント】
1.持ち味のテクニックを生かした、ボールキープ力
守田は、ボールコントロール力に長けていて、ターンやフェイント、そしてループパスなど難しいスキルを簡単にこなすことができる。
そのため、ディフェンスに囲まれたり、狭いスペースであっても、持ち前のテクニックを生かし、ボールをキープし味方に渡すことができる。
尚且つ、前線への推進力が高いため、横ではなく縦に展開をするプレーが多い。
ディフェンスを引きつけて、縦パスから攻撃を活性化するようなシチュエーションを演出する力が高い。
2.危機察知能力が高い
決してフィジカルや守備が他の選手と比較して長けているわけではないが、守田はボランチとして重要な危機察知能力が高いため、ピンチが起きる前に芽を潰すようなインターセプトやスライディングタックルを仕掛けるシーンをよく見かける。
また、体を入れるタイミングが非常に上手く、相手が慌てている間にボールをカットする。
守田がいると、ピンチが生まれる回数が少なくなることで、自然と試合を支配する展開を作り出すことができている。
このウェブサイトは株式会社WASABIZによって運営されています。無断複製、転載を禁止します。
Comments