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サッカー太郎

久保建英【日本代表選手データ】



















【プロ入り前の経歴】

 3歳の時にサッカーを始め、2009年のFCバルセロナキャンプでMVPを獲得。

 2011年8月に、FCバルセロナの下部組織カンテラ入団テストに合格し、わずか10歳ながらスペインに渡る。

 海外でも大会得点王とMVPを獲得するなど、持ち味のテクニックを遺憾なく発揮したものの、FIFAから18歳未満の外国人選手獲得・登録違反による制裁処置により、久保の公式戦出場停止が続いていたため、久保は志半ば帰国。

 2015年3月にFC東京の下部組織に入団し、2016年には中学3年生ながら飛び級となるユースに昇格。

 日本クラブユースサッカー選手権では、飛び級で出場し史上初となる中学生にて大会得点王を獲得した。

 同年9月には、FC東京のトップチームに2種登録選手として登録され、J3リーグのAC長野パルセイロ戦で、Jリーグ史上最年少記録を更新する15歳5ヶ月1日でプロデビューを果たす。



【プロ入り後の経歴】

 2017年に、16歳ながらFC東京とプロ契約を交わす。

 だが、J3中心の出場が続き、久保の意思により2018年8月に横浜F・マリノスにレンタル移籍。

 ヴィッセル神戸戦で、J1リーグ初得点を記録するなど、プレーやメンタル面で成長を遂げた。

 2019年にFC東京に復帰し、主力として16試合5得点と結果を残し、2019年6月にラ・リーガ(スペイン)の名門レアル・マドリードに完全移籍を果たす。

 2019年8月に、同リーグのマジョルカにレンタル移籍。

 ビジャレアル戦で初得点を決め、欧州4大リーグでのアジア出身最年少得点記録を更新するゴールとなった。

 シーズン途中からスタメン出場の機会が増え、チームは2部に降格を決めた中、35試合4ゴール4アシストと結果を残した。

 2020年8月に、強豪ビジャレアルにレンタル移籍をしたが、出場機会に恵まれず。

 2021年1月に、ヘタフェにレンタル移籍。

 準備期間がない中、ほとんどの試合でスタメンとして出場するなどチームに順応することに成功。

 2021年8月に、マジョルカに再度レンタル移籍をし、主力として活躍。

 2022年7月に、レアル・ソシエダに完全移籍を決め、スタメンプレーヤーとして攻撃陣を支える活躍を見せている。


【日本代表としての経歴】

 代表には、2019年に初選出され、エルサルバドル戦で初出場。

 2021年は、東京オリンピックのメンバーに選出され、3試合連続ゴールを決めるなど、チームのベスト4に大きく貢献した。

 2022年6月のガーナ戦で、皆が待っていたA代表初ゴールを決めた。

 国民が注目するような大舞台で、目立つ活躍を見てみたい。


【ストロングポイント】

1. ボールコントロール力とドリブルスキル

 久保の強みは、華麗なテクニックを駆使したボールコントロール力とドリブルである。

 まるで足に吸い付くようなトラップから、ターンやフェイントを駆使し狭いスペースでも自身で打開していくドリブルスキルは、まだ若手の年齢ではあるが欧州4大リーグの1つであるラ・リーガで十分通用している。

 また、上体を上げルックアップした状態でプレーしているため、視野が広くボールを奪われないのはもちろん、ドリブル以外の選択肢を冷静に選ぶことができている。

2. 質の高いキック制度

 久保はセットプレーのキッカーを任されるほど、キックの精度が非常に高い。

 ロングパスを含め、クロスも味方が欲しい場所に提供することができる。

 また、FC東京時代には17歳にもかかわらず、フリーキックのキッカーを務めるほど国内では敵なし状態である。

 強烈なボールや落ちるボールをゴールネットに突き刺すなど、多種多様なボールを蹴ることができる。

 また、クロスもグラウンダー性や回転をかけ軌道を描いたクロスなど、相手が嫌で味方が欲しいようなクロスを放ってくる。

 これらのキックを、利き足ではない右足でも放ることができるから、両サイドでアタッカーとしてチャンスを演出することができる点は、チームとしてありがたい。

 ワールドカップで、試合出場した姿を見たいと思う選手であり、どのようなプレーを展開してくれるか大注目だ。



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