1月30日、2022シーズン限りでジュビロ磐田を退団したDF大井健太郎について、オーストラリアのイースタン・ライオンズSCへ完全移籍をすることが発表された。
大井にとって、1984年生まれの現在38歳にして初めての海外挑戦となる。
2003年に藤枝東高校からジュビロ磐田へ入団し、8年間在籍し、2011年シーズンには出場機会を求め湘南ベルマーレへレンタル移籍。
2012年シーズンからアルビレックス新潟に完全移籍し、一時期はチームキャプテンも務めた。
2016年シーズンより、ジュビロ磐田に復帰しゲームキャプテンとして守備陣だけでなくチーム全体を引っ張る活躍を見せ、Jリーグ優秀選手賞も受賞。
15年間と長い期間をジュビロ磐田のユニフォームで活躍していたチームの柱的存在であったが、2022年シーズン終了後に契約満了が発表されていた。
大井のプレースタイルは、長年のキャプテン経験から積み重ねていった、チーム全体を引っ張るキャプテンシーと、体を張って相手を止める献身的な守備である。
大井の存在感は、チームにとって非常に大きく、大井のプレーはチーム全体を盛り上げ、大井の全体への声掛けや指示によって、チームメイトの闘争心を高めることができる。
大井が移籍するイースタン・ライオンズは、ナショナル・プレミアリーグ・ビクトリアに籍を置いているクラブであり、オーストラリア2部のリーグに該当する。
リーグ戦は各州ごとの構成となっており、チームは本拠地のビクトリア州リーグで戦っている。
チームの大黒柱の衝撃の退団から、今度は38歳にして初の海外挑戦と、チームを離れてもサポーターに勇気と力を与えてくれる大井。
ジュビロ磐田の公式Twitterでも今回の移籍が発表され、該当のツイートには驚きの声と応援のリプライでいっぱいであった。
大井のキャリアラストスパートでどこまで爪痕を残してくれるか、いいニュースを待ちながら新たな挑戦を応援していきたい。
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