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原翔太朗

チェルシー


①チーム紹介

 ここ数シーズンプレミアリーグの覇権争いに絡むことができていないチェルシーは、昨シーズンまでブライトンの監督を務めていたグレアム・ポッターが就任し、心機一転の活躍が期待されたが、今シーズンも補強の失敗と言われるようなシーズンを迎えそうな結果となってしまっている。

 第16節終了時点でポッターが監督を務めていたブライトンよりも下の8位と苦戦を強いられている。

 ウェズレイ・フォファナ、リース・ジェームズ、エヌゴロ・カンテら主力選手のフィットネス問題で長期離脱に併せ、それに伴って中盤や攻撃陣の組み合わせも定着させることができていおらず、戦術の浸透もチーム内ではまだできていない。

 ワールドカップで活躍した、ハキム・ジイェフとクリスティアン・プリシッチはチェルシーでは出場機会に恵まれていないため、乗っている男たちと手を組むのかにも注目であり、今後どのように上昇していくのか名門の成り上がりに期待したい。


②全選手紹介

監督 グレアム・ポッター 1975/10/20 イングランド

GK 1 ケパ・アリサバラガ 1994/10/3 スペイン代表

GK 13 マーカス・ベッティネッリ 1992/5/24 イングランド代表

GK 16 エデゥアール・メンディ 1992/3/1 セネガル代表

DF 6 チアゴ・シウバ 1984/9/22 ブラジル代表

DF 14 トレヴォ・チャロバー 1999/7/5 イングランド

DF 21 ベン・チルウェル 1996/12/21 イングランド代表

DF 24 リース・ジェームズ 1999/12/8 イングランド代表

DF 26 カリドゥ・クリバリ 1991/6/20 セネガル代表

DF 28 セサル・アルピリクエタ 1989/8/28 スペイン代表

DF 32 マルク・ククレジャ 1998/7/22 スペイン代表

DF 33 ウェズレイ・フォファナ 2000/12/17 フランス

MF 5 ジョルジーニョ 1991/12/20 イタリア代表

MF 7 エヌゴロ・カンテ 1991/3/29 フランス代表

MF 8 マテオ・コバチッチ 1994/5/6 クロアチア代表

MF 10 クリスティアン・プリシッチ 1998/9/18 アメリカ代表

MF 12 ルベン・ロフタス=チーク 1996/1/23 イングランド代表

MF 19 メイソン・マウント 1999/1/10 イングランド代表

MF 20 デニス・ザカリア 1996/11/20 スイス代表

MF 22 ハキム・ジイェフ 1993/3/19  モロッコ代表

MF 23 コナー・ギャラガー 2000/2/6 イングランド代表

MF 29 カイ・ハベルツ 1999/6/11 ドイツ代表

MF 30 カーニー・チュクエメカ 2003/10/20 オーストリア/イングランド/ナイジェリア

FW 9 ピエール=エリック・オーバメヤン 1989/6/18 ガボン代表

FW 17 ラヒーム・スターリング 1994/12/8 イングランド代表

FW 18 アルマンド・ブロヤ 2001/9/10 アルバニア代表

 

③注目選手 メイソン・マウント

 少年時代からチェルシーのアカデミーに所属していることから、チェルシーのサッカースタイルは体に染み込んでおり、戦術が未だにフィットしていないスターリングやオーバメヤンらの攻撃陣を引っ張る活躍を期待したい。

 攻撃的ミットフィルダーの位置から、高精度のキックを生かしたゲームメイク能力に長けており、ボールサイドに寄ってパスの受け渡し役をこなしたり、流れを見据えて攻撃のスイッチを入れる役割をこなす、まさにチームの大黒柱と言える存在。

 また、キックの精度が高いため逆サイドへのロングパスも上手く、足元にピタッと収めることができる。

 そして、キックの精度の高さを生かして中盤の選手ながらシュートも正確であり、巧みなファーストタッチからのミドルシュートやボレーシュートは誰がみても見惚れてしまうほどの美しさを備えている。

 ワールドカップを通じて、コロナウイルス対策により会えなかったオーストラリアにいる家族とも3年ぶりに再会し、家族パワーで後半戦も攻撃陣を引っ張る活躍を期待したい。



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